多趣味は『健康と長生き』の秘訣 ! !
横浜市立みなと赤十字病院
健診センター長 伊藤美奈子
また、趣味が「ない」人と比べて「ある」人の方が認知症発症リスクが低いと言われています。下図は、趣味の数と認知症リスクとの関係を示す男女別のグラフです。趣味がない人の認知症リスクを1とした場合、男女とも趣味の数が多くなると認知症リスクが低くなることが報告されました(第67巻 日本公衆衛生誌 第11号)。
近年、深刻化している「社会的孤独・孤立」は国を挙げて取り組むべき課題です。2018年に世界で初めて英国が「孤独担当大臣」を設けました。日本では2021年に内閣官房に孤独・孤立対策担当室が設置されました。
社会的孤独・孤立は、たばこを1日15本吸うのと同等の健康被害であることや、過度の飲酒、運動不足、肥満より大きな短命リスクになることが分かっています。反対に、社会とのつながりが健康寿命を延ばすことが証明されています。例えば、趣味、就労、ボランティアなどのグループ活動に参加している人は、そうでない人に比べ自立した生活を長く維持できるという報告もあります。
社会的孤独・孤立は、たばこを1日15本吸うのと同等の健康被害であることや、過度の飲酒、運動不足、肥満より大きな短命リスクになることが分かっています。反対に、社会とのつながりが健康寿命を延ばすことが証明されています。例えば、趣味、就労、ボランティアなどのグループ活動に参加している人は、そうでない人に比べ自立した生活を長く維持できるという報告もあります。
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地域ケアプラザは、地域における福祉・保健の拠点となる施設です。地域ケアプラザでは、ボランティア先の紹介や活動場所の提供をしています。必要な方は利用してみてください。
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